森林認証紙を使用した印刷

森林認証マーク（FSC^®）の使用は「環境に配慮する企業」の証です。

森林認証紙と環境保全の側面から見た印刷用紙

印刷用紙を環境保全という側面から見た場合、さらに以下のように分類することができます。
いずれの用紙も“環境保全”を目標としているものの、その目的（考え方）やプロセスには違いがあります。
以下の表をご参照ください。

①、②、③の3つは、新たな木材資源の保護を目的とし、森林の伐採自体をできる限り抑えるという目標で共通しています。
①と②は紙から紙をつくるという繰り返し（限度はあります）によって、③は木材以外の植物や繊維(パルプ)を原料として紙を作ることによって、その目的の達成を目指しています。

④、⑤は、持続可能な木材資源を利用することにより、環境の保全を目指しています。
④は、日本に多い人工林（杉や桧による植林）において、健全な山林として手入れするために間引かれる木を有効活用しています。
⑤は、国際基準をみたす「適切な森林管理」をされた認証林からの木材（※2）や、その他リスクの低い管理された原材料を使用しており、このページで紹介している森林認証紙は、これに該当します。

また、⑥は、木材以外のものを原材料とし、製造時のCO2排出が木材より低く、 水もほぼ使用しないという点で、①～⑤以外の観点および方法による環境保全を目的としています。

なお、それぞれは単独の場合もありますが、配合割合を調整し、組み合わさっていることがほとんどです。
印刷物の使用目的などに合わせてお選びください。

※1）森林の管理・経営(FM認証)から加工・流通過程の管理(CoC認証)までの過程において機関による認証を経たもの

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